北見市で開催中の日本カーリング選手権大会で移動式PCR検査サービスを提供

大会会場に移動式PCR検査車を配置し、新型コロナウイルス感染防止対策に貢献

2022年5月23日
SB新型コロナウイルス検査センター株式会社

ソフトバンクグループ株式会社の子会社であるSB新型コロナウイルス検査センター株式会社 (以下「SB新型コロナウイルス検査センター」)は、北海道北見市の「アドヴィックス常呂カーリングホール」で2022年5月21日から開催されている「第39回 全農 日本カーリング選手権大会」で、自社で開発した「移動式PCR検査車」によるPCR検査を大会初日に提供したことをお知らせします。

このたびの検査は、本大会を主催する公益社団法人 日本カーリング協会(以下「日本カーリング協会」)が新型コロナウイルスの感染防止対策のためスクリーニング検査として実施したものです。大会会場である「アドヴィックス常呂カーリングホール」の施設内に配置した移動式PCR検査車を使い、出場選手全員を対象に検査を行いました。

日本カーリング協会では、主催するカーリング大会でこれまでもPCR検査を実施していましたが、時間・場所の制約を受けない、より機動的な検査体制の構築を検討していました。SB新型コロナウイルス検査センターの移動式PCR検査サービスは、検体輸送に要する時間とコストを削減でき、検体受付から最短2時間半で検査結果を通知できることから、このたび導入されました。

移動式PCR検査車の検査室には、PCR検査機器や安全キャビネット、コンタミネーション(異物混入)を防ぐ換気装置などが完備されており、従来の検査施設と同じ検査精度を担保できるよう設計されています。検査室には、検査スタッフ2人が常駐し、唾液検体の管理、試薬を使った前処理やPCR検査を行い、車両1台につき、1日最大376件の検査が可能です。

SB新型コロナウイルス検査センターは、移動式PCR検査車と既存の唾液PCR検査施設を組み合わせ、「ウィズコロナ時代」におけるスクリーニング検査を活用した検査体制の構築を支援することで、新型コロナウイルス感染症の拡大防止、経済活動の早期正常化に貢献することを目指します。

移動式PCR検査車

SB新型コロナウイルス検査センターが開発した移動式PCR検査車

SB新型コロナウイルス検査センターについて

SB新型コロナウイルス検査センター株式会社は、ソフトバンクグループ株式会社の100%子会社です。新型コロナウイルスの唾液PCR検査を行う専用施設を設け、1回当たり2,000円(税抜き、配送・梱包費などを除く)の実費負担だけで唾液PCR検査を提供しています。1日に約2万1千件の検査が可能で、2022年4月までに約490万件の検査を行ってきました。現時点で東京都が公募した「福祉施設における検査の実施に係る協力事業者」に選定されている他、北九州市や福岡市、千葉県松戸市、千葉県市川市、札幌市、熊本市、福岡県久留米市、北海道石狩市、北海道北見市、京都府、群馬県、福岡県飯塚市、福岡県八女市、滋賀県、三重県などの自治体に、唾液PCR検査を提供しています。また、法人の検査提供先には、福岡ソフトバンクホークスやB.LEAGUE、ソフトバンクのグループ企業などがあります。2021年2月には、個人向け唾液PCR検査サービス「HELPO PCR検査パッケージ」の提供を、ヘルスケアテクノロジーズ株式会社と共同で開始しました。
さらに、ワクチン接種においては、ソフトバンクグループが2021年6月に開始したワクチン接種の会場運営に携わってきたほか、2022年2月以降、東京都ならびに横浜市が設置するワクチン接種会場の施設利用料を全額負担するなど、政府や自治体が推進するワクチン3回目接種の早期実施に協力しています。
SB新型コロナウイルス検査センター株式会社は、事業を通して仮に利益が出た場合は医療機関などへ寄付などをしていきます。

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