北九州市とPCR検査事業に係る覚書を締結、 市内の介護・障がい者施設の入居者・職員約2万9千人に検査を提供

2020年11月26日
新型コロナウイルス検査センター株式会社

ソフトバンクグループ株式会社の子会社である新型コロナウイルス検査センター株式会社(代表取締役社長:池田 昌人、以下「新型コロナウイルス検査センター」)は、北九州市(市長:北橋 健治)と新型コロナウイルス感染症のPCR検査事業に係る覚書を本日締結し、北九州市市内にある介護施設や障がい者施設などおよそ340カ所の入居者・職員およそ2万9千人を対象にした唾液PCR検査実施に向け、連携していくことをお知らせします。

北九州市役所で開催された覚書締結式の様子。左から北九州市の北橋健治市長、新型コロナウイルス検査センター株式会社の池田昌人代表取締役社長

北九州市役所で開催された覚書締結式の様子。左から北九州市の北橋健治市長、新型コロナウイルス検査センター株式会社の池田昌人代表取締役社長

このたび締結した覚書に基づき、新型コロナウイルス検査センターは、北九州市の検査希望数に応じて、検査日程調整、検査ならびに検査結果通知などを行います。検査の結果、新型コロナウイルスへの感染が疑われる場合は、北九州市の保健所などが再検査の必要性を判断するなど、必要な処置を講じます

北九州市では、入居者が新型コロナウイルス感染症にり患した場合の集団感染や重症化リスクが高い、介護施設や障がい者施設などにスクリーニング目的の唾液PCR検査を導入することで、施設内における集団感染ならびに感染拡大を防止し、継続的な施設運営を支援していきます。また、この事業を継続的に実施するため、作業内容などの検証を行い、より良い事業提供に向けて新型コロナウイルス検査センターと継続的に協議を行う予定です。

新型コロナウイルス検査センターは、スクリーニング検査として唾液PCR検査を低価格・高頻度で多くの方々に提供していくことで、無症状者の早期発見による新型コロナウイルス感染症の拡大防止に取り組み、経済活動の早期正常化に貢献していきます。

新型コロナウイルス検査センターについて

新型コロナウイルス検査センター株式会社は、ソフトバンクグループ株式会社の100%子会社です。千葉県市川市の国立研究開発法人 国立国際医療研究センター国府台病院内にある新型コロナウイルスの唾液PCR検査を行う専用施設「東京PCR検査センター」を拠点に、1回の検査当たり2,000円(税抜き、配送・梱包費などを除く)の実費負担だけで、希望する法人や自治体に唾液PCR検査を提供しています。これまで、東京都などと連携し、東京の竹芝客船ターミナルと小笠原諸島の父島を結ぶ貨客船「おがさわら丸」の乗船者を対象に唾液PCR検査を試験的に運用してきたほか、東京都が公募した「福祉施設における検査の実施に係る協力事業者」に選定されています。また、ソフトバンクのグループの従業員ならびに関係者、福岡ソフトバンクホークスやB.LEAGUE、V.LEAGUEの選手などを対象に唾液PCR検査を実施しています。

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